今回はよく利用するオーダー方法の説明と決済方法について解説します。
オーダー方法をマスターして、場面に応じて使い分けるようにしましょう。
オーダー方法
オーダーはメニューの「取引」から行います。
色々な仮想通貨がありますが、基本はレバレッジ100倍の取引が可能なビットコインの無期限スワップを選びましょう。
Bitcoin/円もありますが、取引量が少ないため「ビットコイン(XBTUSD)」をオススメします。
オーダーはサイドメニューから行います。
サイドメニューの一番上のボックスからオーダーを行います。
指値注文
指値での注文は「リミット」を選択します。
BitMEX内の表記はXBTですが、1XBT = 1BTCです。
数量を入力してコスト(必要証拠金)を調整します。コストは、現在のレバレッジでの必要証拠金を表します。
コストの表示価格が利用可能残高内におさまるようにしましょう。
レバレッジを掛けた後のオーダー額は「注文価額」に表示されています。
これで、売りまたは買い ボタンを押すと注文が板に並びます。
この例の場合、証拠金が0.0740XBTで、6.5225XBT分の買いもしくは売りの注文を7666.0の指値で行っています。
成行注文
成行での注文は「成行」を選択します。
入力する値は数量のみです。成行買い or 成行売りボタンを押すと、並んでいる板から取引が成立します。
テイカーとなるため、テイカー手数料が発生します。
レバレッジの調整
サイドメニュー真ん中にはレバレッジを設定する場所があります。
基本的にはクロスにしておくことで100xのレバレッジで取引することができます。
スライダーを動かしてレバレッジを変更することができますが、分離マージン(Isorated Margin)という証拠金管理方法に変わるため、ロスカットの値が少し高くなってしまいます。
これを上手く使うと、リスク管理に役立ちます。
証拠金管理方法の違いはこちらの記事で解説していますので参考にしてください。
決済方法
次に決済方法の紹介です。
現在のポジション一覧
まずは現在のポジション状況を確認しましょう。オープン中のポジションはここに表示されています。
マーク価格(Mark Price)
マーク価格の役目は以下の3点です。
未実現損益の計算に使われる。ロスカットの基準になる。必要証拠金の基準になる。
相場の急変時や大規模なロスカットなどで、取引価格が一瞬だけ急激に動く時があります。
その時むやみにロスカットがされないような仕組みのために利用されている金額がマーク価格(Mark Price)です。
詳しくはこちらの記事を参照してください。
未実現損益(Unrealised PNL)
現在の損益を確認できます。こちらの価格はマーク価格で計算されているので実際に決済した時の損益と違うことがあります。
実際の取引額での損益を確認するには、この項目をホバーすることで表示されます。
実現損益(Realised PNL)
現在のポジションの確定済み損益です。
手数料はすぐに実現損益として反映されます。
このポジションに対してかかったテイカー(Taker)手数料やFunding手数料を合わしたものになります。
この項目をホバーすると1日の実現損益を参照できます。
決済方法
決済の手段は以下の2通りです。
- ポジション一覧右端のボタンから行う
- 逆ポジションのオーダーを行う
BitMEXは両建てができないため、逆ポジションのオーダーでも決済することができます。
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